議員提出議案第4号 酒上太造議員に対する辞職勧告決議について
今般、酒上太造議員の暴力行為に対し謝罪を求める陳情書が提出され、その内容が雑誌、テレビ、新聞にも取り上げられ、連日の取材等による混乱や本会議の議事進行等にも多大な影響を及ぼした。
その間、議会に対する説明責任を果たすこともなく独自に開かれた記者会見では、不倫の事実や、その相手方との間に子どもを授かり出産、認知、さらには妊娠中には何度も堕胎を迫ったことなどを認めた上で、陳情人の申し立てとは一部相違があるものの、関係のもつれにより暴力行為があったことも大筋で認めている。
本市議会は、姫路市議会議員政治倫理条例を制定し、市民に信頼され公正で民主的な市政の発展に寄与しようと努めており、我々市議会議員は法を遵守するだけでなく、市民の模範となるように市民から求められ期待されている。
それにもかかわらず、今回の一連の騒動は、市民から選ばれた議員として、その期待を裏切るものであり、まことに残念である。
よって、本市議会は酒上太造議員みずからが議員辞職されることが適当と判断し、ここにそれを求めるものである。
以上、決議する。
平成27年6月25日
姫路市議会